墨汁の捨てかた・実演コーナー
先日、片付けをしていたら机の引き出しから古い墨汁が出てきました。たぶん20年くらい昔に買ったものです。蓋を開けて嗅いでみると、うーん…墨の匂いはしますが、あのフレッシュな良い香りではないのでお習字にも漫画を描くのにも使えないでしょう。
しかし墨汁ってどうやって捨てるのが良いのか?
いくら墨汁とはいえそのまま洗面所やトイレに流して失敗したら掃除が大変です。ネットで調べてみると、紙に染み込ませて燃えるゴミとして捨てる方法が自分でもできそうだったのでやってみました。
用意するもの
- 捨てる墨汁
- 飲料などの紙パック
- 新聞紙
今回は捨てる量が少ない(50mlくらい)ので500mlサイズの紙パックにしました。
新聞紙がなかったので似たような質感の紙を使いました。水分を吸い込みやすいキッチンペーパーなどでもよいと思います。
ではやってみましょう。
紙をクシャクシャにしてパックに詰めます
ぎっしりフチまで詰めると注ぐ時にこぼしそうなのでちょうど注ぎ口の折り目のところくらいまでにしておきます。
パックの周りを紙で養生します
もしこぼしたり漏れたりしてもお部屋を汚さないようしておいたほうが賢明です。
念のため雑巾など拭くものもそばに置いておくと安心です。
紙を詰めたパックに静かに墨汁を注ぎます
あふれたり飛び跳ねたりしないようゆっくりと…
完了です。養生の紙を詰めてふさぎ、漏れないよう袋にいれて捨てます。
意外と簡単でした!
燃えるゴミや墨汁のプラボトルなどはお住いの市区町村のルールに従って捨ててくださいね。
ちなみにわたしが漫画を描くときに愛用しているのがこちらの開明墨汁です。
乾きは遅めですが、細い線もすごく描きやすいです。