市若の日記

生きている証しを見つけたい、主婦・市若のブログ

映画「ハロウィン(2018)」の感想

映画「ハロウィン」のパンフレット

上映の知らせを聞いてから、ずっと気になっていた映画「ハロウィン(2018)」を観に行ってきました。

1978年の映画「ハロウィン」1作目から3作目までを15年くらい前にテレビで見たことはあります。ただ細かいことなどはだいぶ忘れていたので大丈夫かなと思いつつ、続編なら作中に過去のおさらいシーンがあるでしょう…と思って新作ともどもあまり情報を仕入れず観に行きました。

しかし、期待以上の面白さでした!わたしは大満足です。

以下の画像の下に感想を書き出してみました。

 

内容にもふれていますので、

ここからはネタバレ注意です!

 

映画「ハロウィン(2018)」の感想

 

音楽

なんといってもこれだと思います。タイトルにテーマ音楽が流れ出した途端、ウオオ!始まるー!となります。わたしはその場で踊り出したくなりました。エンディングロールでいちばん最後に流れる曲はローリーがマイケルを…ということなんでしょうね。


殺人鬼マイケル・マイヤーズ

わたしはホラー映画で「怖い」や「ビックリ」は大好きですが、痛覚に訴えてくるような描写はやや苦手なので、マイケルは、スッと出てきてパパッと殺してサッとどこかに消えるので良かったです。

作中では酷い殺され方をする被害者ばかりなものの、死体はそれほどしっかり見せないのも良いと思いました。死後のグロテスクな姿を舐めるように見せられるとどうしてもそれに目が行ってしまい、肝心の殺人シーンの印象が薄れる気がして…。


親娘ものとして

親娘+孫娘で協力して殺人鬼マイケルを倒す(死んだのかはボカされていますが…)ラストが爽快です。特に娘の覚醒にオオッとなります。

序盤は情緒不安定なローリーを案ずる孫娘の優しさにホッとしつつ、ローリーとカレンによる「母vs.娘」の毒親ものっぽい感じもあり、家族内での人間関係も見どころでした。


少し可笑しいシーンもある

え?!というような面白シーンが所々あります。シーツおばけなどオリジナルのオマージュっぽいのもありました。わたしが一番可笑しかったのは、ローリーが家の敷地内に捨てたと思われる人形に恐怖する孫娘のシーンです。


宿命の男女!

本当にこれはただの趣味的な目線ですが、ローリーとマイケルの宿命の男女カップリングです。過去作にはマイケルとローリーが兄妹いう設定もありました。もし今作でもそうだったとしたらそれはそれで切ない物語です…。


脇役の男女たち

特に孫娘の友達ヴィッキーと、ベビーシッター先の男の子の関係が良かったです。前は良かったのにな〜、なんて軽口を叩き合うも、お互いを大好きな年の離れた友だち同士…微笑ましくて胸がキュンとします。

冒頭に出てくる記者コンビも、お互いを補い合ういいパートナー同士なんだろうな〜と思わせるやりとりが良かったです。


心配になる男の人たち

彼氏・男友達はチャラくて色ボケ、マイケルの主治医は善人かと思ったらマッドサイエンティスト、父親や警察官たちもあんまり頼りになりそうになく……。ヒロインたちを際立たせる為なのでしょうが、大丈夫なのかとちょっと心配になります。

 

ちょい役キャラクター

猟の帰りの少年&父親、サンドイッチの話をする保安官たちなどちょっとしか出ない人も、セリフなどでキャラクターがわかるようになっているのが良いと思いました。知ってる人が死ぬのと知らない人が死ぬのでは気持ちが変わってきますよね。

 

さて、なぜこんな時期にロードショー?と思いますが、Blu-rayやDVDの発売を10月に合わせているのでしょうか。

 

ちょっと長くなってしまいました。

つたない感想文を読んでいただきありがとうございました。